諏訪幼稚園

「こころの四季」の想い
日本には豊かな四季があります。
日本で育った私たちは、その四季に育まれてきました。
しかし、当たり前のようにやってくる四季が自分のこころにどのように映っているのか あまり意識しないものです。
おとずれる四季を見るのではなく、こころにある四季を見つめてみましょう。
こころに目を向けるために、助けてくれるのは私たちが昔から親しんでいる童謡・唱歌です。
その事に気付いたのは、私が演奏に訪れた諏訪幼稚園での事でした。
子どもたちが歌っていた童謡に私はこころ奪われたのです。
童謡・唱歌それぞれ1曲では1つの季節や情景しか描かれていません。しかし、それを季節に分類し並ばれることで違った曲となり、新たな世界が見えて来ます。
童謡・唱歌を四季として表現するために、私はグローバルスタンダードであり、日本人にすっかり馴染んでいるヴィヴァルディの「四季」をベースにすることを考えました。
日本と同じように四季の変化に富んだイタリアを描いた「四季」に、日本の童謡を織り交ぜて「こころの四季」としました。
さあ、この曲とともに、こころにあるあなただけの四季を見つめてみましょう。